歯科麻酔の歴史
1698年 | 琉球で高嶺徳明が,生薬を用いて全身麻酔下に口唇裂手術を施行したといわれている。 |
1804年 | 日本で華岡青洲が,全身麻酔下に乳癌手術を施行(世界で初めての全身麻酔といわれている) |
1844年 | Wells(アメリカの歯科医)が笑気(亜酸化窒素:ガス麻酔薬)を用いた全身麻酔下で抜歯を施行 |
1846年 | Morton(アメリカの歯科医)がエーテル麻酔を用いて口腔外科手術を施行 |
1847年 | Snow(イギリス)がクロロホルムを無痛分娩に使用 |
1855年 | 杉田成卿が,エーテル麻酔で乳癌手術を施行 |
1861年 | 伊藤玄朴が,クロロホルムで脱疸手術施行 |
1896年 | 日本で笑気(亜酸化窒素)を用いて初めて歯科治療を施行 |
1921年 | 日本で笑気(亜酸化窒素)を用いて初めて口腔外科の麻酔を施行 |
1956年 | Johnstone(イギリス)がハロタンを臨床使用 |
1959年 | 日本でハロタン臨床使用開始 |
1966年 | Virtue(アメリカ)エンフルレンの臨床使用開始 |
1975年 | Dobkin(アメリカ)イソフランの臨床使用開始 |
1978年 | Holaday(アメリカ)セボフルランの臨床使用開始 |
1985年 | Stark(イギリス)プロポフォール公開シンポジウム |
1995年 | 日本でプロポフォールの臨床使用開始 |